昭和アーケードゲーム 禁断の荒業(悪用厳禁)
ゲームセンターは勿論、デパートの屋上や駄菓子屋には一回10円~50円のアーケードゲームが当たり前の様に並んでました。
1978年TAITOから「スペースインベーダー」
日本の100円玉の流通枚数を増やした伝説のゲームです。
翌1979年には「ギャラクシアン」の登場!インベーダーと違い敵が降ってくる。
「ハイパーオリンピック」では定規使ってをビシバシやっておりました。
個人的には、マイナーですが「ごんべえのあいむそ~り~」がお気に入りでした。(キャラが田中角栄とタモリさんに激似)
▲ごんべえのあいむそ~り~
▲テーブル筐体
▲アップライト筐体 通称 駄菓子屋筐体
当たり前ですが1970年後半から1980年中盤のアーケードゲームは、北九州市もお目にかかることはありません。
もしかしたら、喫茶店にひっそりあるかもと言うレベルです。
もう一度会いたいですね(⌒‐⌒)
さて、そんなゲームが現役真っ只中の我が小学生時代。
「蛇口ひねったらジュース出てこないかなぁ」とボケ~っとしていたある日のこと。
悪童Aくんがで鼻息を荒く、しかし小声で話しています。
「タダで何度もゲームが出来る。」と言うのです。
そんな夢みたいな事がドラえもん以外で出来るのかと話の輪の中に入りました。
やり方は簡単、電子ライターを使ってある部分をカチカチやるだけ。
Aくんのビーバップな兄ちゃんBくんが検証済みとの事で、俄然信頼性が増しました。
その日の放課後、いつもの駄菓子屋に集まり、おばちゃん以外の人が居ないのを確認。
おばちゃんの目を盗んで早速トライしました。
いざカチカチっと!
なんとクレジットがガンガン上がる‼️
「うおー!」得意気なAくん。
テンションぶち上げの小学生多数。
しかし、この技には致命的な欠点がありました。
後日、Aくんその他大勢が別の駄菓子屋に行きこの技を実行した所、カチカチしたゲーム筐体以外の筐体が全てリセットされたそうです。(コンセント共有)
駄菓子屋はパニック。
ビーバップ中学生がキレて北九弁で怒鳴り散らしていたらしい。(例 誰がやったんかちゃっ! くらすぞきさんっ!)
友達曰く「寿命が縮まった」らしい。
「寿命はまだ心配せんでいいやろ」と、ツッコミたかったが面倒くさいので止めた。