剥き出しの青春!学研BOMB
40代から50代の男性なら一度は手に取ったであろうBIG3
"BOMB" "DUNK" "MOMOCO"
この3雑誌には、一方ならぬ思いがあるという方も少なくないと思います。
このBIG3のいい所は、お母さんに見つかってもギリっギリっため息混じりに許して貰える範囲(時々アウト!)のグラビアの量と質でした。
当時はネットなんかありません。
1980年代のティーンエイジ達は、高いハードルをクリアーしてグラビア雑誌を入手していました。
このアイドル雑誌であるはずのBIG3ですが、書店の判断によって成人雑誌コーナーに置いてある所もありました。
結果その書店での入手難易度は跳ね上がる事となり、即リスト入りです。
リスト情報は「困ったときはお互い様」精神で仲間内で共有します。
さて、その中から今回は"BOMB"です。
創刊から40年以上たった現在でも発行が続いている唯一の生き残り。
それではいってみましょう!
1.BOMBとは
1979年(昭和54年)3月に学研から創刊
「一億メガトン!!ヤング爆笑マガジン」
昭和らしいナイスなキャッチコピーで、大変好感が持てます。
因みに一億メガトンの破壊力を調べてみると、直径10kmの小惑星が地球に直撃した威力に匹敵するらしいです。凄い大風呂敷です。
創刊当初はサブカル色の強い雑誌として発売されていたようです。意外でした。
(目次にはタモリさん、ウノ・カマキリさん、松本零士さんの名前が!)
その他投稿企画も多く、パンツの穴もこのころからありました。
さて、この様に全くアイドル臭がしない紙面から、いつグラビア掲載にシフトしたのか?
それは創刊1周年目の1980年4号から。
表紙をイラストからアイドルに変更した所売り上げがアップ!
味をしめた編集部はアイドル中心の紙面に完全シフト。その時の人気アイドルや新人アイドルをバンバン登場させ、男子中高生のハートを鷲掴みにしました。
そして記念すべき第1号は「倉田まり子」さんです。
雑誌サイズが途中からA5版からAB版へ変わりますした。
2.パンツの穴
BOMB=パンツの穴
と言われるほどの名物コーナーです。
内容はほとんど下ネタか、う◯こネタばかり。
しかし日本中の男子からの熱い声援と後押しは凄まじく、とうとう他メディアへ展開されました。
映画6本
テレビドラマ1本
OVA1本
短期ですがラジオもやってました。
詳細は以下の通りです。
映画第1弾
1984年3月公開
言わずと知れた「菊池桃子」のデビュー作
勘違いしてはいけないのが、主役は山本陽一で菊池桃子はヒロイン。山本陽一も本作がデビュー作。
第2弾
1985年4月公開
主演 山本陽一
ヒロイン役 志村香
オーディションでヒロインを射止めた。
第3弾
1990年3月公開
主演 中野理絵
第4弾
1990年3月公開
4話のオムニバス
1.彼女の本当が知りたくて
ヒロイン役 菅野美寿紀(左側)
2.コードネームはAV
ヒロイン役 橘ありん(駒木なおみ)
ドセクシーです。
3.DEAD END CHASE
ヒロイン役 西尾えつ子
4.終わらない歌を歌おう
ヒロイン役 森沢なつ子
お気付きと思いますが、第3弾と第4弾は同時上映です。
その為、お腹一杯になります。
第5弾
1990年12月公開
主演 西野妙子
第6弾
2011年11月公開
主演 篠崎愛
思い出したかの様な映画化でした。
テレビドラマ
1987年1月12日
フジテレビ「月曜ドラマランド」で放送
主演 後藤久美子
言わずと知れた国民的美少女。
当時のトップアイドルの一人です。
今はアレジの嫁。
OVA作品
1987年9月発売
ラジオ
1983年10月~1984年3月放送
毎週土曜日19時~20時
タイトルは「学園バラエティー パンツの穴」
先生役 三宅裕司
最後に
私自身もその昔愛読した雑誌。
古本も1,000円前後で入手出来るみたいです。
今度買ってみようかなぁ。